見えづらい原因は度数だけじゃない!?コンタクトの落とし穴
何か最近、見えづらくなったなぁ・・・。 その理由は?
「コンタクトをつけてるのに、なんか前より見えづらい。」
「前はあの文字、クッキリ見えたのになぁ。」
眼鏡やコンタクトレンズを使っていると、きっと一度は感じたコトあるんじゃないでしょうか?
とても良いことだと、ぼく的には思うんです。
チョットした変化に気が付いてるんですから。
ましてやコンタクトは、眼に直接入れて使います。
ほんの少しの違和感・異常に気付けるほうが、安全に使えると思いますし、
ガマンや無理が、後々の大きなトラブルになるコトもあるんです。
それぐらい気にしていた方が安心です。(備えあればナントやら・・・です笑)
とはいえ、
「そんなに頻繁に眼科に行ってられない。」
「定期検診受けたばっかだし。」
なんだかんだと言ったって、眼科って気軽に行ける場所ではないんですよねぇ(悲)
そこで、眼科に行くべきかどうか!?
注意するポイントを紹介します。
最初の判断基準は、「自覚的にはどうなの?」ってコト
いきなり極論から(笑)
「気になる症状を感じたとき、生活に支障が出ますか??」
あなたが定期検診を受けているのなら、
生活に支障が出ないうちは、次回の定期検診を待っても良いんじゃないでしょうか。
(推奨の定期検診は3か月に1回です。それをもとに話してます。)
定期検診というのは主に、
- 眼にキズが無いか?
- 度数が合っているか?
- レンズの装用状態に問題が無いか?
といったことをチェックしています。
定期検診に問題が無かったのなら、見えづらさの原因に緊急性はあまり無いでしょう。
普段、定期検診をまったく受けていない人は、
「生活に支障がある・ない」に関係なく、スグに眼科受診しましょう。
生活に支障を感じると思った人は、詳しく説明できるように、
見えづらいと思ったシチュエーションを覚えておくと、診察の時に便利です。
例) 右眼、左眼、どちらが見えづらいのか? etc...
キケン!!勝手に度数を強くしてネットで購入!
今はネットで簡単に購入できるようになりました。
度数についても、ネット検索で簡単に調べられます。
でも見えづらくなったからって、
安易に度数を強くするのは、ホントに危ないコトなんです。
強すぎる度数(過矯正)は、負担になります。
その状態が長く続けば、かえって見えづらくなります。
そして度数を測る検査が、正しくできなくなるコトもあります。
実際に眼科にいたときの話ですが、
見えづらいと訴えてきた人を詳しく調べると、過矯正なんです。
そういう人は大抵、適正度数でも視力が出にくかったり、物足りなく感じてしまったりします。
強くすればしただけ見えるようになるものではありません。
「必要なのは近視の度数ではなく、乱視だった」なんてコトもあります。
度数は、定期検診で相談したうえで変更しましょう。
慌てずに確認しましょう(笑)
これも実際にあった話です。
「いつもと同じコンタクトを買ったのに、ボヤケてまったく見えない。」
そう言ってきた人がいました。
良くある原因としては、「左右のつけ間違え」です。
その他に可能性としては、「つけたつもりが外れてた」とか。
経験上で考えられる可能性を想定していましたが、この人の場合は
「レンズを2枚、重ねてつけていた」んです(汗)
よほど慌てていたんでしょうか。
外してビックリ、片目に2枚のレンズをつけていたんです(呆)
最近のコンタクトはどれもつけ心地が良いものばかりですが、さすがに気付いてほしいですね。
番外編
見え方と直接関係しない場合もありますが、
ぜひチェックしてほしいのはレンズの状態です。
2ウィークレンズなら、2週間の期限を確認。
たとえワンデーレンズでも、まれにレンズの不良・異常があります。
- キズ(割れ・欠け)が無いか
- 変形が無いか etc...
見え方だけでなく、つけ心地に異常が出るので注意してみて下さい。
瞳にキズをつける原因になるコトもあるんですよ。
使い捨てレンズは大量生産品です。
不良を少なくするのはメーカーの努力と義務だと思いますが、
まったくのゼロにするのは、残念ながら無理です。
つける前のレンズチェックを習慣にしましょう。
万が一不良を見つけた場合は、パッケージなどにある「お客様センター」や、
購入した眼科・店舗に相談しましょう。
・個人的なまとめ
コンタクトレンズの見え方って、いろんな原因で変わってしまいます。
乾いてるとかすむし、汚れてるとくもるし、
疲れや年齢的な理由で見えづらく感じるコトもあります。
まずは定期検診を心掛けましょう。
3か月ごとでなくても、半年に1回や1年に1回など、
受けられる範囲からでも良いと思います。
専門の眼科でしか出来ない検査もあるんです。
確認不足や、ケアレスミスが原因な場合もたくさんあります。
それでも、
「眼科受診したケド、大した原因じゃなかった。」
これが1番だと思います。
無理にガマンせず、
最終的な判断は専門の眼科医・スタッフに相談してからにしてはどうでしょう。
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