使っているコンタクトが販売終了になったらどうする??
ROHTO(ロート)
i.Q.14アスフェリック / i.Q.14トーリック
2015年3月末で製造・販売終了になります。
製品スペック
i.Q.14アスフェリック(近視・遠視用)
- 分類:グループⅣ(HEMA素材/イオン性高含水レンズ)
- 含水率:55%
- ベースカーブ(B.C.):8.70mm
- 度数:+0.25~+3.00D(0.25Dステップ)
-0.25~-6.50D(0.25Dステップ)
-7.00~-10.00D(0.50Dステップ)
- 直径(DIA):14.4mm
- 中心厚:0.09mm(-3.00Dの場合)
- 酸素透過係数(Dk値):19.6
- 酸素透過率(Dk/L値):21.8
i.Q14トーリック(乱視用)
- 球面度数:+3.00~±0.00~-6.50D(0.25Dステップ)
-7.00~-8.00D(0.50Dステップ)
※+3.00~-0.25Dは円柱軸180° 90°のみ
- 円柱度数:-0.75D -1.25D -1.75D -2.25D
- 円柱軸:10° 20° 90° 160° 170° 180°
※90°は円柱度数-0.75D -1.25Dのみ
- レンズデザイン:プリズムバラスト/バックトーリック
※分類、含水率、ベースカーブ、直径、中心厚、酸素透過係数、酸素透過率は、i.Q.14アスフェリックと同じです。
i.Q14→モイストアイがおすすめ??
もともとロートはクーパービジョンのコンタクトレンズをOEM製品として販売しています。
代替え製品として考えられるのは、同じくロートから販売されている『ロートモイストアイ』があります。
これはクーパーのバイオフィニティのOEM製品。つまり同一製品です。
クーパー バイオフィニティの製品紹介 - コンタクトあれコレ
i.Q14のように、ベースカーブなどの規格がまったく同じという訳にはいきませんが、 乱視用(トーリック)もあります。
ロート モイスト アイ 乱視用 試してみました!! - コンタクトあれコレ
レンズタイプとしては高性能になります。
シリコン素材で酸素透過性(率)が高くなり、目の負担は少なくなります。
素材の性能上、一般的には乾きにくさも出るはずです。
ソフトレンズあれコレ -シリコンハイドロゲル- - コンタクトあれコレ
でも気を付けないといけないのは、"まったく別のレンズになる"ってコトです。
メーカーが一緒だからOKじゃないよ
メーカーだけの話ではありません。
レンズの名前が同じでも、ワンデーと2ウィークでは規格が変わるものです。
なので、購入前に必ず実際に装用してみて下さい。
そしてレンズのフィッティング(装用状態)のチェックと、自分の目で装用感を確かめましょう。
(※フィッティングは専門の眼科医・スタッフに診てもらいましょう。)
個人的な意見
i.Q14とモイストアイの違いを具体的に挙げると、シリコン素材になるコトでレンズの柔らかさが変わります。
シリコン素材の方が若干硬くなります。(※個人差があります。)
高性能レンズになるので、価格も上がるかもしれません。
(※価格は取扱店舗によって変わります。)
柔らかさなどの特徴で言うと、同じグループⅣのJ&J 2ウィークアキュビューや、シード2ウィークピュアなどが、近いタイプです。
同じメーカーだからという理由だけでレンズを変えるのはオススメしません。
メーカーが違う方が、似たタイプがある場合もあるからです。
でも自分に合ったレンズを選ぶという意味では、高性能なシリコンレンズは試すべきです。
2ウィークレンズユーザーは毎日使う人がほとんどです。
装用時間が長い人ほど、高性能レンズを使った時の快適さを実感できるんじゃないでしょうか?
レンズ変更の際は、専門の眼科医・スタッフに相談のもと行いましょう。
スポンサードリンク