メニコンの2ウィークをつけ比べてみました。
●Menicon(メニコン)
2WEEK Menicon Premio toric
V.S.
2WEEK Menicon Attention(乱視用)
(2ウィーク メニコン アテンション 乱視用)
メニコンの国産2ウィークレンズで、
シリコン素材のレンズと従来のHEMA素材のレンズをつけ比べてみました。
「シリコン素材はホントに乾かないの??」
「同じメーカーのレンズでも、つけ心地は違うの??」
誰でも一度は考えそうな疑問を、実際に試してみたんです。
交互に使ってみても、日によって気候や体調が変わりますから、
同時に片目ずつ、つけてみました(笑)
(自分の目で試したので、乱視用を使いました。)
○製品スペック
- 分類:グループⅠ(シリコン素材/非イオン性低含水レンズ)
- 含水率:40%
- ベースカーブ(B.C.):8.60mm
- 球面度数:± 0.00~-6.00D(0.25Dステップ)
-6.50~-10.00D(0.50ステップ)
- 円柱度数:-0.75D、 -1.25D、 -1.75D(円柱軸180°のみ)
- 円柱軸:180°、 90°
- 直径(DIA):14.0mm
- 中心厚:0.08mm(-3.00Dの場合)
- 酸素透過係数(Dk値):129
- 酸素透過率(Dk/L値):161
- トーリックデザイン:バックトーリック・ダブルスラブオフ
- 分類:グループⅡ(HEMA素材/非イオン性高含水レンズ)
- 含水率:72%
- ベースカーブ(B.C.):8.60mm
- 球面度数:± 0.00~-6.00D(0.25Dステップ)
-6.50~-10.00D(0.50ステップ)
- 円柱度数:-0.75D、 -1.25D、 -1.75D(円柱軸180°のみ)
- 円柱軸:180°、 90°
- 直径(DIA):14.5mm
- 中心厚:0.11mm(-3.00Dの場合)
- 酸素透過係数(Dk値):34
- 酸素透過率(Dk/L値):31
- トーリックデザイン:バックトーリック・ダブルスラブオフ
○個人的な感想
まずはレンズの見た目や触り心地です。
やわらかさは圧倒的にアテンションの方ですね。プルプルしてます。
中心厚ではプレミオの方が薄いんですが、シリコン特有というか、
弾力のようなコシ(硬さ)があります。
アテンションはやわらかいけど形が崩れにくいです。
扱いやすさはどちらも似た感じですね。
つけてみました!
つけた直後のレンズ感は、アテンションの方がフワッとしてますよ。
プレミオの方がレンズの当たる感じみたいなのがありました。(硬さかな?)
しばらくしたら、気にならなくなりました。
つけ始めて数時間、変化が出始めました。
ちょっとゴロゴロするんです。
まばたきを自然とたくさんしてしまう感じ。
そう乾いてしまったんです(汗)
先に乾きを感じたのはアテンションの方でした。
くもったような、張り付いたような、何とも言えない不快な乾き感です。
意識的にまばたきすると軽減できますが、つけた直後の軽さが失われた感じです。
その点プレミオはあまり変わらず。
少し乾いた感じがすると、最初のレンズが当たる感じがでますが、
自然ともとに戻りました。
ただアテンションの最初のフワッとしたつけ心地と比べると、
なんだかつけ心地が重い気がしました。
(片目ずつで試したので、常に左右を比べたせいだと思いますが。 )
○個人的なまとめ
つけた直後のつけ心地はアテンション(HEMA素材)の方が優れてます。
でも全体的なつけ心地で言うとプレミオ(シリコン素材)が上です。
乾きにくさという点では、HEMA素材よりシリコン素材の方が強いと思います。
つけ心地に慣れる必要を少し感じましたが、
個人的にはスグ慣れられる程度だと思いました。
シリコンレンズを使ったことが無い人は、1度試してみてはどうでしょう?
試す際は、専門の眼科医・スタッフに相談して正しく使いましょう。
スポンサードリンク