トラブルあれコレ -コンタクトの乾き その2-
コンタクトはどうしても乾くものです。
自分にあったコンタクトを使っていても、乾きを感じることはありますよね?
乾いた状態で無理にガマンしてしまうと、瞳(角膜)に傷が出来たり
大きなトラブルになることもあります。
ぼく個人の実体験から、オススメの対処法を紹介します。
自分にあったコンタクトを選ぼう!
個人的には、従来のHEMA素材のコンタクトよりシリコン素材のコンタクトの方が
乾きにくさがあり、相性が良いように感じます。
1日使い捨て交換(ワンデーレンズ)、2週間使い捨て交換(2ウィークレンズ)など、乱視用レンズも種類が充実しています。
○シリコン素材のコンタクト
・1日使い捨て(ワンデーレンズ)
J&J ワンデーアキュビュー トゥルーアイ
アルコン デイリーズ トータルワン(2014年9月26日 発売開始)
・2週間使い捨て(2ウィークレンズ)
J&J アキュビュー アドバンス / アキュビュー オアシス
メニコン プレミオ(メルスプラン会員はパッケージが緑、通常購入は青です。)
などなど、他にもたくさんあります。
どれが自分にあうのか、専門の眼科医・スタッフに相談しましょう。
ケア用品をちゃんと選ぼう!!
使っているケア用品は、こすり洗いが必要ですか?不要ですか??
シリコン素材のレンズを使うなら、ケア用品をちゃんと選んで使いましょう。
ソフトレンズあれコレ -シリコンハイドロゲル- - コンタクトあれコレ
ドラッグストアなどでよく見かけるセール品の多くは、防腐剤入りのケア用品のようです。
また使い方もそれぞれなので、ちゃんと確認をして正しくケアしましょう。
それでも乾いてしまう人(環境や体質など理由は様々です。)も、いると思います。
試してみる価値あり!コンタクト補助ケア用品!!
ワンデーレンズはさまざまな点眼薬(目薬)が使えます。
ドライアイ治療用の点眼薬などは、防腐剤が入っているので2ウィークレンズの場合使えないことがあります。
人口涙液と言われる点眼薬(ドラッグストアで購入可能)であれば使えますが、
保湿効果というよりは、一時的に乾きを軽減させるだけの場合が多いようです。
そこで試してもらいたいのが、装着液(そうちゃくえき)です。
目薬と違い、レンズと瞳の間にうるおい成分を入れることができます。
これによってクッション効果があり、つけ心地のアップ!
瞳の保護と乾きの軽減の予防ができます。
○装着液
シード Seedrop(シードロップ)
・特徴
保湿成分ヒアルロン酸Na配合で乾燥感を軽減。
使い切りタイプなので、いつでも清潔。安心の防腐剤フリーです。
タンパク汚れの付着も防ぎます。
・特徴
ふんわり成分のPVAと うるおい成分のHPMCが「うるふわりっちコート」を作ります。さらにそれをヒアルロン酸Na(粘稠剤)が包み込みます。
またシリコンレンズが苦手な脂質汚れの付着を軽減します。
※ヒアルロン酸Naとは、ドライアイ治療用の点眼薬にも含まれる保湿成分です
などなど、種類はたくさんあります。
○簡単な使い方と注意点
コンタクトをつける前に、レンズに数滴おとして装用します。
※この時に容器がコンタクトに触れないように気をつけましょう。
あとは液をこぼさないように、レンズを装用するだけです。
種類によっては点眼薬(目薬)としても使えるタイプもあります。
まとめ
ぼくの場合エアコン多用の時期でも、2ウィークの乱視用シリコンレンズ&装着液で快適に過ごせています。
もちろん個人差はあると思うし、まったく乾かないというわけではありません。
でも目薬は、さらに乾く時の予備という感じです。
今まで目薬しか試していなかった人は、1度試してみてはいかがでしょう。
レンズ選びの際は、専門の眼科医・スタッフと相談しましょう。
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