知らなきゃ良かった?!眼科のウラ側!
以前、コンタクト販売店の併設クリニックにいる医師は「眼科医」ではないという記事を書きました。
しかし、一般の眼科医院の眼科専門医がコンタクトに詳しいかというと、
実はそうでもないんです!!
眼科医は視力検査が出来ない?!!
いきなりスゴイのきました(笑)
例えば学校や会社の健康診断で、視力低下を指摘されたとします。
眼科へ行って詳しく視力検査(自覚的屈折検査 *1)をした結果、
眼鏡を処方されたり、眼鏡は必要ないと診断されたりします。
*1 眼鏡などの度数を測るための検査
経験のある人は思い出してみて下さい。
この時の視力検査って、先生が検査していないんです。
多くの場合は『視能訓練士(ORT) *2』が検査するんです。
*2 視能訓練士国家資格に合格し、厚生労働省に備えてある「視能訓練士名簿」に登録された者である。(引用元:Wikipedia)
つまり、国家資格を持った眼科検査のスペシャリストです。
眼科にもよりますが、
・医師が検査指示を出す
⇓
・検査全般を視能訓練士がする
⇓
・検査結果を見て、医師が診断・処方をする
というのが大まかな流れです。
そう、眼科医は視力検査をしないんです。
※眼科や検査内容によって、医師が検査するものもあります。
もちろん、検査方法や内容などは把握してるはずですが、
実際に「視力検査をして、眼鏡の度数を測る」というのは、
毎日のように経験しないと難しいものです。
眼科医はコンタクトのスペシャリストではない!
確かに眼科医は、眼に関してはスペシャリストです。
ある種のマニアックさを感じる医師もいました(笑)
しかしながら、コンタクトに関する知識というのはあまりありません。
今までに出会った中で、実際にこんな眼科医がいたんです。
・コンタクト ケア用品の使い方を間違えてる
「レンズケア(洗浄)をちゃんとしないと、トラブルになりますよ!」
なんて言ってる医師が、正しい使い方を知らないんです。
だって、使い方を説明するのも、視能訓練士や事務スタッフなんですもん。
・遠近両用のコンタクトの使い方が間違えてる
今では使い捨て交換の遠近両用コンタクトなど、種類も増えました。
ハードレンズとソフトレンズでは、使い方(遠近の見方)が違うんです。
それをどれも同じだと思ってるんです。
ちゃんと説明しないと、困るのは使う人(患者)なのに。
・コンタクト、つけ外し出来ません
つけ外しが出来ないというか、使ったことない。なんて眼科医も・・・
○個人的なまとめ
「コンタクトレンズ」に関しては販売店の方が詳しいと思います。
例えば自分が今使っているレンズの特徴(メリット・デメリット)など、
製品知識をたくさん知っています。
コンタクトを比較したり、選んだり出来るのは販売店です。
眼科では眼の状態や検査結果などから、医師がレンズを決める場合があるんです。
眼科医はあくまでも医学的な立場で、「眼」を診ています。
コンタクトを使う上で、眼の健康を守るためには大事なことだと思います。
なので定期検診は、眼科で受ける方がいいんじゃないでしょうか。
眼科できっちりメンテナンス(定期検診)をしながら、販売店のようにコンタクトに詳しいところで相談して、自分に合ったコンタクトを選ぶ。
というのが理想だと思います。
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