知って得するコンタクトの選び方!
コンタクトレンズを選ぶとき、何を重視しますか?
「何よりもまず、値段!!」
「カラコン選びなら、色の発色?カラーバリエーション??」
「毎日使うから、つけ心地!乾きにくさ!!」
選ぶポイントは人によって違うと思います。
コンタクトレンズは眼の中に入れて、何時間もつけることがほとんどです。
眼の健康を考えて、コンタクトを選んでみるのはどうですか?
眼の健康を考えた、コンタクトの選び方
では、何に気を付けてコンタクトを選んだら良いのでしょう??
そこで注目してほしいのが、製品スペックです。
ぼくがまとめた J&J ワンデーアキュビュー トゥルーアイの製品スペックを見てみましょう。
○製品スペック
・分類:グループⅠ(シリコン素材/非イオン性低含水レンズ)
・含水率:46%
・ベースカーブ(B.C.):8.50mm/9.00mm
・度数:+0.50~+5.00D(0.25Dステップ/B.C.9.00mmのみ)
-0.50~-6.00D(0.25Dステップ)
-6.50~-12.00D(0.50Dステップ)
・直径(DIA):14.2mm
・中心厚:0.085mm(-3.00Dの場合)
・酸素透過係数(Dk値):100
・酸素透過率(Dk/L値):118
ベースカーブや直径は、コンタクトによって決まっています。
複数ある場合は、専門の眼科医またはスタッフと、
検査や相談をしながら、自分に合ったものを選びましょう。
度数の決定も同じです。
見えづらくなったから度数を変えると言っても、
単純に度数を強くすれば、必ず見え方が良くなるわけではありません。
見えづらい原因を調べて、それに合った対処をしましょう。
強過ぎる度数は、眼の負担になるだけでなく、かえって見えづらくなります。
見えづらくなる原因として
・乱視
・無理な装用(使用)によるもの
・眼にキズが出来ている etc...
近視が変わった以外にもたくさんの原因が考えられます。
まずはその原因をつきとめましょう。
ひと目で分かるレンズの性能チェック
レンズの性能を比較するとき、1つの目安になるのが酸素透過性です。
酸素透過性についてはコチラの記事をどうぞ⇓⇓⇓
知らないとキケン!コンタクトの酸素透過性あれコレ - コンタクトあれコレ
しかし実際、どの数字をチェックすれば良いのでしょう?
トゥルーアイの製品スペックを見ると、
・酸素透過係数(Dk値):100
・酸素透過率(Dk/L値):118
とあります。
2つの違いは何でしょう?
・酸素透過係数(Dk値)
コンタクトレンズの素材が、酸素をどれくらい通せるのか?
つまり使ている素材自体の性能を数値化したものです。
・酸素透過率(Dk/L値)
Dk値をレンズの厚みで割った数値。
つまりその素材を使ってレンズを作った場合の値です。
これは
「コンタクトレンズの使用時に、角膜(瞳)にどれくらい酸素を通せるか?」
を表す数値になります。
似てる言葉でも意味合いが全然違います。
比べるときはよく確認しましょう。
また、コンタクトを使っている時の眼に対する負担は、
Dk/L値を1つの参考にしてみましょう。
コンタクトレンズを使うのはあなたです
ではコンタクトを選ぶ時、眼科医やスタッフにすべて任せればOKでしょうか?
オススメに流されて、必要のないオプションを付けていませんか?
レンズを選ぶうえで大切なのは、使う人自身の使用状況・状態です。
・どんな環境で使うのか?
・毎日使うのか?
・1日何時間くらい使うのか? etc...
例えば、ぼくは個人的にシリコン素材のレンズをオススメします。
今では種類も豊富ですし、乾燥感が気になりにくいと思うからです。
コンタクトレンズは、朝つけたら夜まで外さない人(外せない人)がほとんど。
気を付けていても長時間の装用になりがちです。
あくまで、「装用時間を短くする」ことに注意しながら、
そのうえで酸素をたくさん通せる(眼の負担が少ない)シリコンレンズの方が、安心だと思うからです。
しかし、そうじゃない人もたくさんいます。
例えば、「1日3~4時間程度のスポーツの時だけ使う。」
なら、そこまで酸素透過性を気にしなくても良いのかもしれません。
シリコン素材と従来のHEMA素材のレンズを比べれば、価格的にはHEMA素材の方が安くて経済的です。(レンズによっては価格差が無いものもありますが。)
○個人的なまとめ
コンタクトを選ぶ前にまずはイメージしてみましょう。
どんな時に使いたいのか?
どんなふうに使いたいのか?
朝つけたとして、夜何時ごろ外せそうか?
より具体的にイメージが出来れば、それだけ理想のコンタクトに近づけると思います。
しかし良いことばかりではありません。
危険性や注意点もちゃんと把握したうえで使いましょう。
コンタクトレンズは交換できても、あなたの眼は交換できません。
専門の眼科医・スタッフに相談の上、
眼の健康を考えたコンタクト選びをしてみてはいかがでしょう。
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